2019-11-20 第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
七月六日からの集中豪雨、ちょうど七月ということになりますと、我々のところは田植が終わったばかりで、苗がこれから活着あるいは分けつをするという時期でございましたが、土砂が流出したところはもちろんでございますけれども、浸水をした苗というものは全部枯れました。収穫は当然ゼロでございます。
七月六日からの集中豪雨、ちょうど七月ということになりますと、我々のところは田植が終わったばかりで、苗がこれから活着あるいは分けつをするという時期でございましたが、土砂が流出したところはもちろんでございますけれども、浸水をした苗というものは全部枯れました。収穫は当然ゼロでございます。
——稲は分けつの状況も少なく、成長も遅い。私どもの方ではコシヒカリとかササニシキとか、いわゆる優良銘柄米が栽培されておったわけでありますけれども、出穂の時期というのは八月の十日ごろでありますから、生理機作のその対処の状況からいうと約二十五日前の時点で幼穂形成期に入ります。
今水稲についての塩分濃度のデータが手元にございますが、塩分濃度が、苗代のときは約五〇〇ppm、それから田植えから活着期までは三〇〇ppm、それから根が分かれる分けつ期のときは七〇〇ppm、それから穂がはらんでくるときには二〇〇〇ないし三〇〇〇ppm、それから穂が出てくる前後、出穂期は五〇〇ppm、豊熟期、実り出してくるころには七〇〇ppm、こういうふうにいろいろございます。
しかし稈が長くて分けつが少ない。我が国の場合は、穂の数は少し少ないけれども、短稈多分けつ、こういう特徴を持っておる。これらをかけ合わして、今中間型のかなり有望な二つの品種をつくり上げておりまして、近く、今度は地方の相当な面積にわたる試験に出すところまでこぎつけた、こう言っておったのです。
成虫による葉の食害、幼虫による根の加害で分けつが悪く、株が少なくやせていて、葉の色も薄く、一見してそれとわかる状況が谷合いの水田で多く見受けられました。七月三十一日農業改良普及所に問い合わせたところ、生育はかなり持ち直っているということですが、それでも分けつがいま一つと心配される面積は大きいといいます。全体に多少軟弱で、いもち病、秋冷えなど、今後の天候が気にかかると言っておられます。
試験の成績は、何分にも大変小規模の温室内のものでございますから、その品種の持っております特性、たとえば稔性でありますとかあるいは脱粒性でありますとか、あるいはその穂が長いとか短いとか、分けつ性がどうとか、そういったことについてはある程度わかるわけでございますが、向こう側の宣伝文句でありますところの大変多収でありますとか、あるいはわが国の気候風土に対する適応性といったことについては、この程度の試験においては
特に東北の太平洋側や北海道では稲の分けつが平年の三割から五割という状態が出ておりまして、すでに今後増けつの望みもないということで、被害が確実ということになってきているわけです。また、政府が需給の心配がないというよりどころにしている早場米についても、千葉県ではハヤヒカリやホウネンワセのわせ品種に影響が出ているということも伝えられております。
たんぼの稲は丈も短い、そして分けつも少ないようだ。私は、ことしこれが平年作よりも上回るなんという確信は持てない。少なくとも豊作ということはないですね。これからの温度がどう持ち直すか、天候の持ち直しぐあいにもよりましょう。しかし、もうここ十日もすれば幼穂形成期であります。
○中野鉄造君 いまの気象庁の予測を踏まえて、いますでにこれまでの異常気象が、この六月に霜が降っただとか雪が降っただとか、東北、北海道ではそういう異常気象が起こっておりますけれども、こうしたことによって稲の分けつが大変おくれているというような情報も耳にしておりますが、農水省としてはいまのお話のような天候予測との絡みで、今後どういうふうに稲の作況を予測しておられるのか、現況とあわせてお尋ねいたしたいと思
先ほど同僚委員からもいろいろ指摘がありましたが、分けつが余り行われていない上に、その軟弱な稲の状態からいもち病が発生したのではないかというふうなことが言われているわけであります。全国的なこういう病状というものはどういうふうに農林省でつかんでいらっしゃるか、その点をまずお答え願いたい。
私見ておりますところ、分けつが非常に少ない。ここ二、三日の高温と日照で分けつはかなり進んでいるようですが、その分けつしたものの中にどれだけ米ができるかということになりますと、これはちょっと疑問であります。ことしもこういう不作が続く、来年も不作が続く、まあ来年のことを言うと鬼が笑うかもしれませんけれども、これはわれわれも一応考えてみなければいけない。
たとえば北海道の北部では放牧中の牛が死んだり、それからまた、これは至るところに出ているわけですが、稲も伸びるだけ伸びるが分けつがちっとも進まない、そういうような異常状況が続いておるわけでございます。
冷害の引き金となった気象の経過を振り返ってみますと、水稲移植期から七月半ばにかけては、高温、多照の天候が続き、移植苗の活着と分けつは順調に進み、道央等の主要な稲作地帯では、幼穂形成期が早まったところさえ見られました。 ところが、七月十五日から九月五日に至るきわめて長期間にわたり低温日が続き、すべての稲が、穂ばらみ期から登熟中期までの期間、異常低温のもとにさらされたのであります。
被害率は一〇〇%というような状況になっておりまして、三重県の北勢県民局が北の方にありますが、その北勢県民局では昨年の水稲の植えつけ面積が一万ヘクタール、このうち減反で約一割減りましてことし予想をされておりますのが九千ヘクタール、そのうちのおおむね六千、タタールがもうすでに侵されているという状況になっておりまして、この虫に侵されますと、稲そのものは枯渇をするということはまずないようでありますが、問題は分けつをしない
すなわちもしも数が多いと必然的に分けつが少なくなり、株の萎縮の原因となり、問題になるほど、穀物の収量を減少させる。一株当り一頭のイネミズゾウムシの割でケージに入れられた虫の数では三〇%程度の穀物の収量を減少させる。」こういうことが言われているのです。
この根の方を幼虫が食害をいたしますときに、その幼虫の密度が高うございますとやはり食害の程度も大きくて、分けつが悪い、それから生育が遅延するということによるかなりの減収というものが見られますが、昨年の結果で総体的に見ますと、減収の程度がきわめて顕著だとは 一般的には観察されておりません。 以上のような状況でございます。
あるいは正条植え、若い苗を浅く植えることによって活着と分けつをよくさせるというような、いわば基礎的な実行しやすい技術を向こうの方に見ていただくというようなことを心がけておるわけでございます。 結果につきましては、たとえばこのチヘアの場合ですと、六年間で約倍増の反収が上がりまして、もみでございますけれども、デモ・ファームの一部では六トンというものを十分とっております。
ちょうど私、一週間ごとにいなかに帰りますから、先週の日曜、この間の日曜、一週間ごとに帰りますと、目ざめるばかりにこの分けつが進み、苗の色もかなりきれいな色を、いわゆる緑が非常に濃く、私も豊作型までとはいきませんが、かなり条件がいいなあと実は思っているわけですけれども、巷間伝えられるところによりますと、西アフリカの例をあげるまでもなく、国際的にかなり低温、気温が高緯度にしたがって、おそろしい低温状態を
あわせて、いま大凶作などというようなこの見出しをぼくは直ちに利用したわけですが、そんなこともないだろうと、気象庁はかなり楽観的な判断をお出しいただいたわけですが、しかしながら、大凶作という判断も、FAOのいろいろな警告等もあわせかねて考えた場合に、私は政治的には危険なきにしもあらずというふうに思いますし、百姓のむすことして、いま分けっしていることが、分けつの数が多いとか、緑の色がいいとかいっておりますけれども
それからもう一つは、分けつ最盛期には無効分けつを少なくするというような意味で、その時期にかわかしますと、それだけ収量が高まるということがある。また、かわかすということは土壌中における砒素の行動についてもいい影響がある。そういうことから中干しをやる。それからもう一つは、石灰だとか苦土を入れますと、難溶性の塩をつくりまして溶解度が低まる、そういうようなこともございます。
ちょうど延岡市になりますけれども、船戸、三輪という地区を現地調査いたしたわけでありますけれども、ここに参りますと、ちょうど現地の人たちは、二十八年の水害の際に相当あの河川がはんらんをして、その際に鉱滓が堆積をして、それ以来、水稲の作柄がきわめて不良な状態になったということを報告しておりましたけれども、私もその圃場を見てみまして、たしかいま稲を刈り取ってありますから、その刈り株を見ますと二十五、六本の分けつがなされておりますから
○長谷部委員 ただいま気象庁の見解の御発表がございましたが、これによりますると六月以降八月の上、中旬にかけまして低温型の気候で推移をするということで、稲作にとりましては一番大事な分けつ、穂ばらみ期に低温にぶつかる。こういうことだとすれば、非常に憂慮されることしの稲作の状態だと思うのであります。
これは一つは苗が不足だということ、それから成長が不充分だということがあると思いますが、相当分けつを待たないと田植えができない。苗が分けつしませんと、苗が不足するわけでありますから、田植えができない。
すなわち稲の分けつが著しく少ない、収穫もかなりな量の減収であるというような観点に立って補償をされておるようでございますが、何年ごろからどの程度の対象反別に対して、あるいは農家戸数に対してどの程度の金額を補償されてきたか、このことをお尋ねをいたしますと同時に、こういう実態を踏まえての会社の態度といいましょうか、第三点は、たとえば日鉱における労使関係の実態から見ましても非常にうまくいっておるような状態を
これが、その当時分けつ期にあったものが一番被害がひどいといわれております。